(いばらの森)
作者に騙されて読むのが一番(^^; なんのことやら… いや、どうもゆっくり読むと先を勘ぐってしまっていけません。そのページにドップリと、はまって読むのが一番です。
ここは栞さんを出してしまうと話がつまらなくなりそうだし、面白みに欠ける… 件の作者を第3者にもっていく方が絶対に面白い。登場人物は目一杯使う… すると…
やですねぇ… 読みながらこんな風に考えて読んじゃ(^^;; 作者さんに泣かれてしまいそうです。
ええ、でも、しかし、もちろん、国語の成績が祐巳ちゃん並の私も、やられました(^^;;
最後の最後でそう持ってきますか… ええ、思わず、読んでいて背中から首筋にかけて鳥肌がたつ思い、いや実際にゾクゾクッってきましたね、おおぉ〜 やられたぁって…。嬉しいですねぇ。最後のシーン。聖さまとせい子さんが会って、並んで歩くなんて… 心憎い演出です。で、ついでに謎解きまで… 作者さまに感謝(^^)/
読者のこころは、聖さまに鷲掴みされている状態でしょうなぁ。「聞いて、いいよ」
(p.117)「あのねぇ。私は世界中の人たちにわかってもらわなくていいの。大切な人にさえ、わかってもらえればいいの。わかる?」
(p.124)「会わない方がいいから」
(p.126)こんなに格好良い台詞が言われてしまっては、グラグラでございましょう。
それにしても手術後の由乃さんは、良い味だしてます。令さま大変そう… ご同情申し上げます(笑) でも、心臓の手術をしたんだよねぇ(^^; 復活が早くないですかねぇ(^^;;; メチャクチャ元気…
で、本巻の祥子さま…「あなたが気にするのなら、代わりにこれをいただいていい?」祥子さまは自分の黒髪を束ね、祐巳のリボンで縛った。
ええ、祐巳ちゃんじゃぁないけど、ワシも脳内とろけまくりでございます(*^^*)
(白き花びら)
最初の1行目の感想…「こっちを持ってきたんですね」
実は須加星の「いばらの森」を期待していたんですよ。でもタイトルは「白き花びら」。確かにそうだよねぇ。こっちの方が読みたいのかな… この話が無いと聖さまの行動も心情も想像できないものなぁ… そうしないと、ただのオヤジで終わってしまいそうだし… それに「いばらの森」だけでは消化不良を起こしそう。
作中の学園長はどんな気持ちでこの聖さまと栞さんを見ていたのでしょうか… それを考えるだけでも、お腹一杯、いや、胸一杯になりそうです。
作者がこの一編に物凄く気合が入りまくっていると思うのは私だけだろうか… 好きだなぁ、この作品。
でも、なにより、蓉子さま… あなたがやっぱりあなたが1番です、祥子さまに浮気していてごめんなさい(爆)。
(あとがき)
どうも雑誌に出した先行作品には新しいキャラがいるようだ… あと9巻のうちには出てきそうですな…
柏木氏の話がでています。どうも一部の読者から嫌われているらしい… う〜む、いい味だしてるキャラだとは思うのだけど、ところどころで出すと楽しいだろうなぁ(^^; 作者さんも消し去る予定は無さそうだ。
■ 呼び名
やっとでてきました… 3巻目それも2編あるうちの2編目で… しかし、黄薔薇さまだけが、フルネームでは無いところが(TT)
私は蓉子さまのお名前さえ聞ければ、それで満足です(^^;;;
キャラ一覧でも作ってみるか…*1
*1 再読して拾い出さないといかんのだろうなぁ。今はその時間は無い(^^;
■ 弟は…
祐巳ちゃんには祐麒*1という弟がいる。学年が同じらしい…「古語辞典貸して。俺のと違うの持ってるでしょ」
(p.062)確かに中学3年生でも良いのだけれど、辞書の貸し借りをするのは同じ学年の方がすっきりする。すると双子?だろうか…おいおい、わずかかもしれないけど私の方が先に生まれたんだぞ
(p.063)とあるのだから、双子の可能性が十分高い。祐巳ちゃんが4月生まれなら2・3月生まれの同学年の弟がいてもおかしくないが、双子の方が考えやすいかな… とすると、弟は花寺学院なのか… いや、それはあまりにも出来すぎのシチュエーションですな。でも、ついでに生徒会役員だったりしたら… ごめん、妄想しすぎ(^^;
*1 難しい字を書くなぁ(^^; 辞書登録しておかんと(^^;;
■ 鞄
ちょっと気になってはいたんです。物語の最初からでてくるアイテム… 鞄。「鞄」としかでてこないんですが、どんな鞄なのだろうと思っていたわけです。「黄薔薇革命」の挿絵(p.113)で、でてくる鞄が実は違和感あったのですよ。いまでは見かけなくなった*1学生鞄を抱えていると思っていたんです。もちろんサブバックも対で… でも、挿絵は、ちょっと想像と違っていた。本巻で祥子さまの学生鞄に納まっている
(p.053)とあるところからすると、あのいわゆる皮でできた学生鞄をもっているのかなと…
*1 単純に注意してみていないだけかもしれないが…
■ 学事日程
さて、修学旅行は何時なのか… 是非とも修学旅行ネタを読んでみたいのだが… 学園外ネタは書かないのだろうか…
で、十月に紅、十一月に黄ときて、今度は白。
(p.030)とあるのですから、この3巻で10・11・12月と進んだのは間違えないようです。「今日。毎月十六日発売だから」
(p.040)から試験最終日前日が16日であることが判明… これで1巻目まで遡って学事日程が組めるかな。細かく追うと矛盾しそうですが、まあ、それを気にしちゃいけません(^^;;; とりあえず、現3年生が卒業する巻まで読み終えたら組んでみましょう。
■ マリア像
両手をあわせた像
■ 先行作品
コバルト 1997年2月号(16巻1号 通巻74号)
え〜と…新刊組み終わり、しかし時間切れ。
C66申込みは時間切れ、いや、郵便局窓口の時間を確認ミス、どうも調子が悪すぎます(TT)
忙しいのは要領が悪いんだな、きっと…
と、思う今日この頃です。
横浜日勤。
前半は天気も良くてダラぁ〜と仕事。後半は気合が入ってきてテキパキ仕事。終わったぁ〜と片付けして、さっさと帰宅。
桜木町駅までやってきたところで、仕事をひとつすっかり忘れていることに気がついたんですが、流石に戻る気がしなくて、明日ちょっと早めに出勤して片付けることに…
さっさと帰宅して読みかけの資料でも読もうかと思っていたんだが、東神奈川で乗り越してしまったので、ついでに秋葉原まで…
丸五で夕飯。満席が続く時間帯がちょうどきれて閉店間際の空き始める時間帯にすべりこみ。いつものメニュー。
会計時に「先ほどまで居らしてましたよ」と声をかけられる。まるす氏であろう。1時間程前だったらしい。
お茶はJAM。なにやらイベントの最中だったらしく。満席に近い状態。すんなり入店はできたのだが、なかなかの盛況ぶり。「お久しぶりです、髪の毛、切ったんですね」とA嬢に声をかけられる。あまり来ていませんからねぇ(^^; いつものメニュー。
会計時に「あっそうそうカプチーノの方、来てましたよ」と声をかけられる。まるす氏であろう。1〜2時間程前だったらしい。さっきも、トンカツ屋でおなじような会話をして…と、Y嬢と大笑い。
こうなったらヤケ。教会にもよって珈琲を1杯飲んでかえるとしよと、扉をあけると店長のI嬢が申し訳なさそうに挨拶。なにやら厨房器具が壊れて23時まで開けられないとのこと。まあ、いい加減に帰れってことだなと、駅に向かって、さっさと帰宅。