■ 時間は天下のまわりもの
まあ、最初に遅れに遅れた私が言ってしまってはいけないのでしょうが… とりあえず初稿は17日に帰ってくるらしい… その3日前に〆切りのはずだった原稿は、流石に大変になってきているらしく、1週間前に変更… 出来上がった部分から入稿とあいなりました(^^;; 時間がないです(TT)
と、いうわけで、3巻目へは、一旦停止…
■ [Comike]参加費
忘れないうちに支払いをということで、夜勤帰りに振込み… 7,570円也
いや、それは、その、この巻が、黄薔薇姉妹本*1なのはよ〜く判る。だが、しかし、紅薔薇さまの出番が少なすぎだぁ(TT) 断固抗議するぅ〜(笑)
祥子さまが可愛いこと可愛いこと(*^^*) 祐巳ちゃんには申し訳ないが、今までのところ祥子さまがダントツの可愛さ振り撒いてます。天然ボケでドジで本当に普通な祐巳ちゃんがいないと引き立たないのだろうけど、祥子さまは最高です。お嬢様で潔癖症で意地っ張りで天邪鬼、感情表現が苦手で… これ以上に愛すべきキャラは他におりません。
白薔薇さまが一人オヤジな感じで、ああぁ〜読者の心を鷲づかみって感じでしょうか(^^) なんとなく志摩子さんのキャラが挿絵と違う…って思ったのは私だけ? もう少しトーンダウンというか華やかな感じが少ないというか…
それにしても、池波正太郎氏は、可哀想… 美少女に最も似合わない代表になっていますよ(^^; たしか「ひみつの階段」でも、氏の作品を愛読している美少女がでてきましたが(^^;;; 鬼平犯科帳*2などを読むとそれなりに濡れ場もあったりして、オヤジさんの読み物って感じはしますよね。ここは池波正太郎氏を出してしまっているのだがら、由乃さんが祐巳ちゃん誘って「まつや」で蕎麦を食べて、「竹むら」で粟ぜんざいと揚げまんじゅう、ということは無いのだろうか。雰囲気的に、そんなシチュエーションは出てこないのだろうなぁ、きっと… でも「竹むら」といえば「しる粉屋」ですからねぇ(*^^*) 由乃さんは、令さまを誘ったほうが良いのかぁ*3 はっははは…妄想爆発ですな(^^;;
「リリアンかわら版」週刊なのも凄いが、号外だすなんて、面白すぎ… これはずっと物語を支え続ける柱の1つなのでしょうねぇ。写真を入れて印刷… う〜む… 高度な技を… 簡易オフセット印刷機を使わせてもらえていたのだろうか…*4
令×由乃の姉妹のお話なのに、最後のおとしは、やっぱり祥子さま。可愛すぎです(*^^*)
あとがき… 煽ってます… 作者、煽ってます。次巻は、白薔薇さまです(^^)b
■ ロザリオ
前巻でも気になっていたんですが、ロザリオ。やっぱり首にかけますよねぇ。で、みんなが同じモノでは無さそうです。
・パジャマの襟もとから覗く痩せた由乃の胸にも、ロザリオがかかっている。令が今年の春に渡した、ダークグリーンの色石は、由乃の白い肌にとてもよく似合っていた。
(p.42)制服着用時以外でもロザリオ… これが姉妹…
すると令さまは今現在、自分自身のロザリオを持っているのか、いないのか… 黄薔薇さまからのロザリオなのか… う〜む…
■ 年代
前巻が1998年5月・本巻が1999年2月。それよりも新しい時代設定では無いのでしょうが、何時なのでしょう。
祐巳ちゃんの弟が電話の取次ぎででてきます。私も学生時代に先輩や後輩、友人宅に電話をするのに緊張した覚えがありますが、今は携帯電話ですからね。何回か電話していると、本人ではなくてご両親(といってもお母様の場合がほとんどですが)と話をしたりして使ったことの少ない敬語やら学校での様子などをお話したりと(^^;本人と話をする前に思いっきり疲れたりして…
って事は置いておいて…
今のところページャやPHS、携帯電話の表記が無いこと… コードレスの子機がなさそうなところから… 推測するしか無さそう。いわゆる良家のお嬢様方は、件の機器類を持っていないのか… そんなことは無いな、きっと。何月何日が何曜日とか、特定の祝祭日が書かれていると推測可能なのですが… 敬老の日・秋分の日・体育の日・文化の日くらいは出てきそうなのが… 1巻でも結局、文化祭が10月下旬だろうと推測できるだけで、10月中旬である可能性も多いし、誤差がでるなぁ。そういえば、良家のお嬢さんで思い出したが*1「花のあすか組」ってページャが小道具としてきっちり使われていましたねぇ。あれって何年くらいだっけ、長いシリーズだったからなぁ。読み始めた頃「まっすぐに紙が切れない…」と呟いてみたりしてましたが(^^; あとは、祐巳ちゃんの弟君が取り次いだ際の「早くしろよ。公衆電話みたいだぞ」
(p.138)ってとこから公衆電話独特の通話が始まるまえの「ビー」って音が聞こえたのではないかと推測。あの音っていつ頃まであったのかなぁ。無くなったと思っているのは気のせい? そう言えば弟君、何年生なのかなぁ中学3年生?すると、花寺学院に来年入学したりしてね。ありそうだなぁ(^^)
あとは天体運行、金星や日食、月の満ち欠け… 1巻目の終わり、祥子さまが可愛く格好良い、あのシーン。家庭用の打ち上げ花火が、二人を祝福するように夜空に可愛くはじけた。
(p.248)月と、マリア様だけが二人をみていた。
(p.249)。10月の中下旬の日曜日に月齢3〜19(夕方過ぎ夜も浅い時間帯に天空にあるとするとこの位の月齢のはず)、もう少し絞り込むと月明かりというのだから、それなりに昇っていて、そこそこ明るい状態。月齢6〜18くらい。そんな月齢と合う日曜を探すと… う〜ん、候補が沢山でてきそう(^^;
で、年代推定…*2 1985〜95年くらいで手をうっておきましょうかねぇ。暇になったら月齢とカレンダーを睨めっこしてみますか…
■ 制服
制服は今となってはお目にかかれない古いタイプ。ローウエストワンピースの学校… 映像資料では似た制服を見ることができるものの、現在でも存在するのだろうか。「東京女子高制服図鑑」でもあれば一発解決なのだが(^^; 段ボール箱のどこかにあるはず… それも1985年くらいのものが(^^; たしか数年にわたって改定が続いていたはず… ちょうど90年代になって女子高生の制服の着こなしがどの学校でも同じになっていく、コギャルなんて娘達がでてくるまでを追っていたはずです。
で、紺のブレザーの上下にえんじ色のネクタイっていう、オーソドックスなスタイルと。ブルー系のチェックのプリーツスタートに胸元にワッペンがついた濃いベージュのブレザーを合わせた比較的新しいデザインのものと。
(p.174)リリアン女学園の制服と… スカート丈の記述があるとも80年代なのか90年代なのかが判るのだが… リリアン女学園の膝下丈は珍しいの代名詞というように1巻目で書かれているのだがら90年代なのかな… バブル前、16歳人口の急減を目前に控えて制服を色々いじくった時代でしたからね。